アラフィフですが、まだまだ半人前です
目次
新築マンショの状況
完成後約2ヶ月が経ちました。入居の状況は8/10です。残念です
2020年6月に入り、自粛も解除されて、不動産仲介会社も徐々に活動を開始したようですが、やはり活動量は例年並みには戻っていないような感じです。とりあえず毎日問い合わせは来ているようなのでもう少し、現在の募集条件で頑張って見たいと思います
本日、令和2年の路線価が発表になりました。この物件の土地は2年前に購入しましたが、路線価は
12%上昇!
でした。やった、狙い通り!!
登記識別情報通知書が行方不明に!!
実は、先日、大変な事件が起こってしまいました
今回新築したマンションの融資を受けるために、共同担保や根抵当権の増額の設定が必要なため、既存物件の登記識別情報通知書を、銀行経由で司法書士に預けていました
コロナのため、不動産登記にはいつもより時間がかかり、融資から約1ヶ月半後、ある週の金曜日に銀行から電話がありました
「テリー様、登記が無事完了し、登記識別情報通知書が司法書士から戻って来ましたが、どのようにご返却すればいいですか?」
「ご連絡ありがとうございます。書留で送ってもらえますか?」
「了解いたしました」
と、私は普段から登記識別情報通知書のやり取りは、書留を使っていました。もちろん、紛失したら大変なのはわかっていましたが、日本の郵便制度を信用していましたし、書留なら経路の追跡もできるので書留で十分だと考えていました
書留が来ない!
登記簿を早く見たかったので、書留が来るのを今か、今かと待っていました。銀行から電話があったのが金曜日の午後なので、書留を出すのは月曜で、到着は火曜日と考えていました
火曜日、書留は来ませんでした
まあ、月曜日の遅い時間に出せば、到着は水曜日かな?と思っていました
水曜日、書留は来ませんでした。どうしたんだろうと思いましたが、いろいろと用事があり、翌日まで待つことにしました
木曜日、書留が来ません。流石におかしいと思い、銀行の担当者に電話すると「先週の金曜日に、郵便局から、簡易書留で出しました」と言われましたが、「まだ、届いていません!」というと銀行の担当者があわてて、郵便局に問い合わせてくてました
郵便局は「月曜日に、確かにお届けしてハンコもいただいています」との回答です
私の家には、その月曜日には誰もいなかったので、だれかがハンコを押して書留を受け取ることはできません
近所には、同じ名字の家が何軒かあることも気になります
◇
さあ、大変です。時価〇〇円の登記識別情報通知書が行方不明になってしまいました!
この時点で、銀行側も大騒ぎになり、この事件は、本店までエスカレーションされてしまい大問題になりました
◇
ちなみに、書留が紛失した場合、郵便局が損害を賠償してくれます
今回は、簡易書留なので、賠償額は5万円です
5万円!?
ちょっと、時価〇〇円の不動産なんだけど!?
登記識別情報通知書とは?
余裕をかましている暇はないのですが、登記識別情報通知書とはなんでしょうか?
出典:法務省HP
まず、登記識別情報とは、登記済権利証(権利書)に代えて、登記名義人に発行される数字と符号からなる12桁の符号のことで、現在、不動産登記をおこなうと、権利書の代わりに、この登記識別情報が書かれた登記識別情報通知書(上記写真)が交付されます
よって、今後の不動産の所有権移転登記、抵当権設定登記などは、この12桁の数字を用いて行うことになります。つまり、登記識別情報とは、登記情報を書き換えるためのパスワードのようなものです。そして、登記識別情報が記載された紙が、登記識別情報通知書ということです
登記識別情報通知書をなくした場合
どうなるのでしょうか?
1.誰か拾われて登記識別情報を使って不動産登記されてしまう?
登記識別情報の他に実印と印鑑証明が必要なので、その可能性は低いです
2.通知書や番号は再発行してもらえる?
再発行はされません
3.通知書をなくしたけど、番号は控えておいた
番号を控えておけばすべてのことができます。ただ、番号を控えると漏洩の危険性も高まります
4.通知書を紛失して、番号もわからない
悪用されることを防ぐために、登記識別情報の失効の申出を法務局に出しておきましょう
自分が登記の変更を行いたいときは、司法書士に本人確認の書類を作って貰えばすべての手続ができます
◇
ということで、私個人としては、最悪、登記識別情報通知書が無くなっても心配はないと考えていました。ちなみに、わざわざ識別情報を控えてもいません。控えればかえって情報が漏洩する危険性が高まるからです
過去にも、私の父が権利書を無くしたことがありましたが、大した問題にはなりませんでした
とはいえ、心中、穏やかなわけはありません
結末は?
郵便局は「月曜日に、確かにお届けしてハンコもいただいています」と言っていますが、月曜日に家には誰もいませんでした
私は、おそらく、郵便配達が、近所の別の同じ名字の家に届けたのではないかと思い、配達をした郵便局の本局へ向かいました
すると、家内から電話が
「あなた!あったわよ~」
「え、どこに?!」
「宅配ボックスの中よ!」
なんと、〇〇円の「登記識別情報通知書」が、宅配ボックスの中に鍵も掛けられないで4日間も放置されていたのでした
不在通知票もポストに入っていませんでしたし、宅配ボックスに鍵も掛けられていません。ハンコは押せるようになっているので、家人が不在の時に、郵便配達員がハンコを押して、宅配ボックスに書留を入れていったのでしょう
私は、郵便局に一言いって帰ろうかと思いましたが、時間のムダと思い、郵便局には寄らずに帰宅しました
◇
今回の件で、一番焦ったのは、可愛そうな銀行の担当者でした。書留があったと連絡すると、腰が抜けているような感じでした。それにしても、郵便局のいい加減さには呆れてしまいました
ところで、その後、郵便局のHPを見直すと
ん?宅配ボックスへの配達??
確かに要件には当てはまるけど・・・
だったら
鍵かけて、
不在票をポストにいれてください!!
もう二度と書留で登記識別情報通知書を送ることはないでしょう(おそらく、銀行の担当者も)
◇
デベロッパー曜日、まだまだ続きます
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました