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合格点は本当に35点なのですか?やはり33点・34点では?

宅建の合格予想点について考えてみます

大手予備校、有名講師たちの言い分

予備校や講師たちの予想ラインが出揃いました

講師たちは、口を揃えて

あくまでも予想なの12/1の発表にならないとわかりません

と言います

その通りですね。講師たちも神ではないので仕方がありません

では、何のために合格点予想をするのでしょうか?わからないのであれば、何も発表せずに全員で12/1を待てばいいのでは?

確かに、合格点予想があれば、大きくハズレて高得点、低得点の方は、次のステップに進むことができるメリットがありますが、ボーダーライン上の人たちはたまったものではないです

今回の場合は、33,34,35,36あたりでしょうか?去年の2回のように、予備校講師たちが大きく上にも下にも外す可能性があれば、これらの点数が絶対合格、絶対不合格という保証はどこにもありません。今のような合格点発表は、これらの点数を持っている人たちを不安にさせるだけです

34点であった受験生としていわせてもらえば、不安を取り除くために、予想点を出すならそれを出した理由を何か示してほしいです

例えば、自分の塾の生徒の受験結果を集計したら、上位〇〇%が34点であった。ウチの塾では毎年上位〇〇%以上の生徒は合格している実績があるので合格点は34点です

なにも◯◯%を示せと言っているわけではなく、知りたいのその方法、考え方なんです

あるいは、本校では、各年の問題の難易度を数値化しており、今年の問題の難易度は、10段階評価の6であった。通常、6であれば、確率90%以上で35点であれば合格できると計算できる

などです

予備校や講師たちは、口を揃えて

いやデータはちゃんとありますよ。ただ、これ以上はお話することができません

これでは、競馬の予想、人生相談の占い、霊能者の地震予測と何ら変わりがありません

例えば、気象庁がこんな発表をしたとしましょう

12月に関東に巨大な地震が発生することを予想します。もちろん、裏付けとなるデータはあります。ただ、これ以上はお話することができません

不安になりませんか?

地震は人命にかかわるけど、宅建で不合格でも命を取られるわけでもないし・・・・では?

営業的にできないこともあるのはもちろん承知です。でも、人がやらないことをやってこそ、価値があるって考えはありませんか?思考停止では企業の成長はありません

それでもあるまともな予測

そんな状況の中で、今年の合格点の予想について、非常に良い情報を出している方を見つけました

KENビジネススクールの田中さんです。まずは、YouTubeを見ていただきましょう

田中さんの合格点の予想の仕方は、自分の生徒の解答結果から50問の問題1問ずつの正答率を出し、そこから難易度を3段階に分けて合格点を予想するものです。この方法で昨年の合格点の予想も当てています

自校の生徒の正答率を公開しての合格点分析、過去の実績あること合わせて、信頼度の高い分析です

今年の予想は35点でーす!データもちゃんとありまーす。でもこれ以上はお話できませーん。予想なんで12/1にならないと結局わかりませーん

という講師の予想とは一線を画していますね

KENビジネススクール田中さん、尊敬に値する人物だと思います

今年の合格点は本当に35点ですか?

そんな私が尊敬する田中さんの2019年合格点35点のときのYouTubeを見ていただいましょう。わずか2年前の予測です

田中さんの予想はともかく、2019年の合格点は35点でした

私やひかるオープンチャットのメンバーの一部は、今年の難易度は2019年35点より高いと感じています

田中さんの2つのYouTubeを見比べて、2019年も今年も、合格点が同じ35点になるとは思えません。明らかに、2019年は余裕がありますが、今年は34点、できれば33点ないと自校の生徒の合格が危ない!と本音が出てしまっています

KENビジネススクールのような企業向けの派遣授業をメインにしている大手予備校の生徒のレベルが、2年でそんなに変わるとは思えません

難易度に関する我々の感触は間違っていないと思います

え?でも大手予備校A社のWEB調査の平均は35.5点ですよ。と思った方、私のブログを見てください

みなさんは、どう思いますか?

冷静に考えてください。今年35点と予想している予備校や講師は、今年の試験の難易度が、2019年35点とほぼ同じだと言っているんですよ。まして、36点といっているなら、2019年35点より今年は問題がやさしくなったと言っているのですよ。みなさんの感触として、それは正しいですか?

こういうことをいうと、受験生のレベルが急上昇しているからでは?という人がいます。そうかもしれませんが、どこにそうだと言える証拠があるのですか?予備校や講師は、受験生全体のレベルを把握しているのですか?

もしかしたら、今年は受験生の数が急増して、受験生のレベルは全体的に下がった可能性だってあります

KENビジネススクールの田中さんの率直な感想、これも私が今年の合格点は35点未満、

33点または、34点

と考える理由の1つです

ところで、資格受験業界の方、予備校、講師の方たち、そして、受験生たちもちょっと現状の情報提供や開示の方法は、他の世界から来た人間からみると少しおかしいですよ。もっと良くなるように、意見を出し合って、議論をしないといけません