2021年4月30日(昨日)、31年間勤めた会社(社員10万人の大企業)をFIRE(早期退職)しました。今日は、FIRE後の第一日目です。ただ、すでに年齢は、55歳になっているので、ちょっと一般的なFIREとは違います
2021年4月30日(昨日)をもって、31年1ヶ月努めた会社を早期退社しました。現在55歳。定年より少し早い退職です。会社の制度を使えば65歳まで働くことは可能でした(今後は70歳になると思います)
目次
なぜ55歳で会社を早期退職したか?
退職の理由はなんでしょうか?
・人間関係に疲れた
・病気になった
・会社で思うような仕事ができなくなった
・会社の将来に不安を感じた
全部違います!
理由は単純です
自分の人生の時間を
もっと自分の好きなことに
自由に使いたくなったから
だけです
別な言い方をすれば、
FIRE前:他人の価値観の中で生きていた
FIRE後:自分の価値観で自由に生きていきたい
ということです
そのためには、一度、サラリーマンという枠を外す必要があったのだと思います
もちろん、経済的な準備も必要でしたが、20年間の不動産投資のおかげで実現できたと思っています
FIREでなく、FIRALE フィラール
現在流行りのFIREは、20代30代のムーブメントです。50代半ばの自分が5年だけ早くFIREしても、今更FIREというのもおこがましいと思い
FIRALE フィラール:
Financial Independence, Retire A Little Early
ちょっとだけ早いFIREという言葉を作りました
40代、50代でFIREを目指す人は、ぜひともFIRALE:フィラールという言葉を使ってほしいです
有名YouTuber リベ大の両学長からは「60歳や65歳からの5年と今の5年だったら、今の5年の方が体も確実に動くし、めちゃ貴重です。FIREの民が日本に増えていったら僕も嬉しいです」とエールを送ってもらいました
FIREの感想
さて、サラリーマンをFIRE:早期退社した、今の感想を正直にいいましょう
正直、変な気分です
やはり、サラリーマンとして30年以上、平日の日中を仕事で拘束されていた人が、急に何もやることがない状態になれば、違和感を持つものです。人間、長い間の習慣は、体と心に染み付いてしまいます。そんな違和感と、何もしていない自分に少し罪悪感もあります。とりあえず、現在、GW、かつコロナ禍ということもあり、積極的に何かをしようとは考えてはいません。
また、ほんの少しながら、勤めていた会社をやめてしまったことへの後悔もあります。大企業ではありましたが、会社的にはとてもいい会社でしたし、会社にいれば個人ではできないような仕事の達成感もあります。今更ですが、自分の抜けた穴を私より10歳ぐらい若い上司がどのように埋めてプロジェクトを進めるのか?会社の業績、ボーナス、人事システムなどが今後はどうなるのか?などが気になって仕方がありません。そして、もう自分には関係のないことだと気がつくと、少しさびしい気持ちになりま
今後の計画
今後の計画ですが、今のところは白紙の状態です
ただ、健康保険、年金など退職に伴う様々な手続きがのこっているので、まずはそれを片付けたいです
また、副業でやっていた不動産賃貸経営は、個人と法人でそれなりに大きな規模になりましたので、まずはそれを昼間の仕事としたいと思います。とはいえ、それだけではおそらく、時間を持て余してしまいそうです
おいおい、そんな無計画な状態でFIRE:早期退職したんですか?と言われてしまうと、何も反論できないです。実際、人間、忙しい日々があったほうが人生充実するということも正しいと思います
FIRE後:自分の価値観で自由に生きていきたい
なんてのん気なこといったところで、自由な時間にいったい何をしたいの?と聞かれれば、やはり、答えに困ってしまいます。どう折り合いをつけたらいいんでしょうね。やはり、なにか仕事を探すのがいいのでしょうか?
仕事をするということ
仕事をすることの意義を、社会とのつながりを持てると考えている人は多いようです。そうなると、仕事がなくなると社会から孤立してしまうのでしょうか?今の時代、そんなことはないでしょう。SNSでのつながりは、決して会社や仕事関係の人たちだけのつながりではないです。そういうった意味で、FIREによる孤独感は全く無いです
また、どんな仕事であっても、仕事をすることは、何らかの社会貢献にはなるので、フルタイムとは言わなくても週に数日の仕事を持つことは意味があると思います。しかし、55歳のおじさんにそんな都合のいい仕事の求人はありません
であれば、いっそ、ボランティアの方がいいのかもしれないと思い、地元の自治体のHPなどを眺めたりしています
不動産投資
FIREを決心できた最大の理由は、不動産投資で経済的な自由が実現できる目処が立ったからです。それは、20年かけて着々と進めてきた副業の不動産投資による収入が、サラリーマンの年収を上回ったことを意味します
どのよう不動産投資を行った来たかについては、このブログを通じて書いていきたいと思いますが、同時に、不動産投資のポータルサイトである楽待不動産に投稿している私のコラムでも紹介していますので、ご興味のある方は、ぜひ、楽待新聞の「実践大家コラム」をのぞいてみてください
楽待新聞「実践大家コラム」
https://www.rakumachi.jp/news/archives/author/captainterry
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ということで、現在、なんか少し変な気分で、ちょっと中途半端な状況にすこし戸惑っているといったところですが、考えてみれば贅沢な悩みかもしれません。生きていくためのお金の心配はない上、持て余すぐらいの自由な時間を手にいれてたわけです
せっかくのチャンス、なにかワクワクするようなことから行動を開始したいと思います